ヘアダイは強いアルカリ剤ですので、髪のたんぱく質は傷みます。接触性皮膚炎を起こす場合もあります。せっかく治療を行っても、髪の毛や頭皮を損傷すると発毛・育毛は促進できません。治療中は影響の少ない、酸性カラーやヘアマニキュアによる染毛をお勧めしています。
毛根がなければ発毛は出来ません。怪我をした時、毛根まで破壊された瘢痕であれば毛は再生されません。しかし、瘢痕拘縮形成で傷跡を小さくすることによって禿げを目立たなくすることは出来ます。保険診療で出来ますのでご相談ください。
髪の毛の色は毛母細胞のメラニン色素によって決まります。メラニン色素が作られないと髪の色は白くなります。老化においてはまずメラノサイトから活動しなくなります。メラノサイトを活発にする画期的な治療法は今のところありません。真空含浸治療を行った患者さんに黒髪が生えてきた方はいますが、個人差があり、確実ではありません。
髪にとってもタバコは害があります。喫煙すると動脈が収縮し虚血状態になります。さらにニコチンにより大量のビタミンCが消費されてしまいます。タバコは脱毛を促進しているのです。真空含浸治療は、毛細血管への血流を改善するための治療ですから、喫煙は治療を妨害することになります。健康的な体のためにも 禁煙をお勧めします。




















