ケロイド切除術
このような症状のかたへ
- 耳たぶにケロイドができた
- ピアスホールにできたキズが大きくなってきた
特徴
耳垂ケロイドとピアス
耳たぶは体の中でケロイドが発生しやすい部位のひとつです。
ケロイドの発生には、体側の要因としてのケロイド体質と、外的な要因として感染、皮膚の張力、物理的な刺激などが関与するとされていますが、耳垂ケロイドが発生する原因のほとんどはピアスのトラブルです。
ピアスホールから発生したケロイドがだんだんと大きくなり、ピアスホール以外の周囲の皮膚まで侵食していきます。ケロイドは瘢痕(傷あと)の一種ではありますが、一方で腫瘍(できもの)のような性質も持っているため、できる限り早期に治療を開始することが大切です。
アフターケアは必須です
耳垂ケロイドの治療は、手術して終わり、ではありません。
その後にケロイドが再発しないように、あるいは再発した場合にすぐに対処できるように、適切なアフターケアをおこなう必要があります。
医師の指導のもと、予防効果のあるお薬を飲んだり、創部をテープで保護する必要があります。術後は毎月、定期検診をおこない、ケロイドが完全に正常なきず跡(成熟瘢痕)になるまで、根気強く治療をご継続ください。