アートメイク
このような症状のかたへ
- 眉毛が薄いのが気になる
- 以前に入れたアートメイクが薄くなってきた
- 毎日外出前に、眉毛を描くのがわずらわしい
- 将来的にも眉毛のデザインは変えないつもりである
- 医療機関で安全に、安心してアートメイクを入れたい
特徴
アートメイク
皮膚に色素を専用の細い針で入れることによる、持続性があり落ちにくいメイクをアートメイクといいます。
マシーン
・眉メイクした様な仕上がりになります。
マイクロブレーディング
・毛が1本1本生えている様な仕上がりになります。
色素を注入する治療の原理と経過
アートメイクは、色素を皮膚の「真皮」という部分に注入し、色素による発色を持続させる施術方法です。目的とする対象が眉毛や、乳癌術後の乳頭乳輪欠損・色素異常を伴う疾患である点は異なりますが、おこなう行為は、原理的にはファッションでおこなうタトゥーと全く同じです。
皮膚には深い層の「真皮」と、浅い層の「表皮」があります。このうち、表皮は深い層の細胞がだんだんと浅い層に押し上げられ、最終的には角質となって皮膚から剥がれ落ちていきます。つまり、垢となって流れ落ちるのです。これを皮膚の「ターンオーバー」と呼びます。
このターンオーバーにより、注入した色素のうち、表皮のなかに打ち込まれた色素は、約1ヶ月で体から排出されます。このため、施術後1ヶ月後で、じゃっかん色合いが薄くなります。
施術の際には、ターンオーバーを想定して色素を注入しますが、人によっては目的の色合いにするために、追加注入が必要なこともあります。
また、真皮内に注入した色素は、数年単位でゆっくりと分解、吸収、排出されていきます。その際に、注入事とことなる色合いに見えたり、薄くなっていくこともありますので、追加注入することもあります。
注入した色素を簡単に除去することはできないため、これらの治療を受ける際には、よく検討してからおこなう必要があります。明らかな疾患に対しておこなう場合に不具合が出ることは稀ですが、特に眉毛アートメイクでは、注入したあとにレーザーで除去を試みると、残っている眉毛自体も脱毛されてしまいますので、注意が必要です。
医療施設でおこなう必要性とメリット
アートメイクは、皮膚内に色素を注入する治療ですので、安全に治療を受けるために、医学の知識を持った医療従事者が、設備のととのった医療施設で施術をおこなうことが定められています。
色素の安全性
ファッションでおこなうタトゥーの色素のなかには、発色をよくし、持続時間を長持ちさせるために、金属成分を多く含有しているものもあります。そのため、一般的には刺青やタトゥーを入れている方は、MRI検査(磁力を利用した画像検査)が禁止されています。
これに対して、パラメディカル・タトゥーでは、疾患に対しての治療ですので、MRI検査が将来的に受けられるように安全性を担保する必要があります。
そのため、当院で用いる色素注入治療の色素は、すべて、アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)で認可された医療用色素を使用しています。これらの色素はMRI検査での安全性も確認されています。
また、感染を予防するために、滅菌操作での施術をおこなっています。
眉毛アートメイク
お化粧を落としても消えずに残る眉毛をアートメイクで作成します。
絵の具でベタ塗りのように描いた眉毛ではなく、より自然に、立体的に見えるように、眉毛の1本1本を再現していきます。
このような方にお勧めです。
- ●眉毛が薄い・短い・少ない方へ
- ●脱毛症や薬剤の副作用の方も安心
- ●専門の看護師が施術
- ●きれいな眉でメイク時間を短縮