切除術
このような症状のかたへ
- できものがある
- できものがだんだん大きくなってきた
- 目立ちにくいきずあとでできものを取りたい
特徴
さまざまな種類の皮下腫瘍
皮膚表面にできる「できもの」を総称して、皮膚腫瘍とよびます。これに対して、本体が皮膚の下に埋もれている場合は皮下腫瘍とよびます。
皮下腫瘍と一言にいっても、実は非常に多くの種類があります。場所も、頭から足の先まで全身のいたる部位にできる可能性があります。
皮膚腫瘍の多くは「良性」ですが、ごくまれに「悪性」の場合もあります。
比較的多い腫瘍の種類
良性腫瘍・・・粉瘤、脂肪腫、石灰化上皮腫、血管腫、神経鞘腫、平滑筋腫 など
悪性腫瘍・・・脂肪肉腫、平滑筋肉腫、悪性線維性組織球腫、隆起性皮膚線維肉腫など
きれいに、あとが目立たないように
形成外科でできものを取る最大のメリットは、やはりきずあとを目立たせないできれいに除去できることでしょう。 手術部位や皮膚の状態に対する医学的知識、切除デザイン、縫合法、きずあとが安定するまでの医学的ケア等の集大成が、最終的な出来栄えを左右します。
小さなできものを取る・・・どの病院で、誰が手術しても同じという訳ではありません。あらゆる状況での手術を経験している形成外科専門医のクオリティーが物を言います。
悪性には要注意
良性腫瘍が圧倒的に多いですが、やはり悪性の皮膚癌には注意が必要です。
診断をきっちり行った上での治療が大切です。場合によっては、超音波検査やCT検査を用いて術前診断をおこないます。
また、腫瘍の種類がなんなのか、悪性や再発の心配はないのかを最終的に確認する目的で、顕微鏡による検査(病理検査)を施行することもあります。
クリニックだからリラックスして治療を受けられる
- ・できものは気になるが、なかなか治療に行く暇がない
- ・手術になると思うと、緊張してしまう
このような理由から、なかなか治療を受けられず、そうこうしているうちに、できものが大きくなってしまう場合があります。
総合病院や大学病院では、手術室のスケジュールが過密で、初診時は診察や術前検査のみおこない、手術日は後日の予約となることが一般的です。 当院では受診したその日に手術まで受けることができます。また、土曜日も含めて、午前・午後ともに手術可能なので、仕事やスケジュールとの調整も取りやすく、安心です。
また、手術を受けるのが好きな方は、誰もいません。病院に行くだけでも緊張して、血圧が上がってしまう方もいらっしゃいます。当院では、治療を受けるにあたり、できるだけストレスなく、リラックスしていただけるよう、さまざまな心配りをしております。
局所麻酔はできるだけ痛みが少ないよう、麻酔クリームを併用したり、特注の極細注射針を用いております。ご希望の方には、リラックス作用のあるハーブもご用意しております。
また、テレビに出てくるような無機質で冷たい感じの手術室ではなく、くつろげる暖かい雰囲気を大切にしています。 小さなお子様も恐怖を感じないよう、テレビでお好きなDVDを見ながら、また、付き添いの保護者もすぐ近くに同席して治療を受けていただけます。