スプリングリフト
このような症状のかたへ
- 頬、首回りなど顔のたるみが気になる
- 顔全体の肌にハリが欲しい
- できるだけ腫れや内出血が少ない治療がいい
- 知り合いに気づかれずに若返りたい
- 誰にもキズあとが分からないようにしたい
- 1回の施術でずっと続く効果持続を得たい
特徴
糸でたるみをとる:スプリングリフト
スプリングリフトとは、伸縮性のある特殊な「糸」を皮膚の下の組織に挿入し、組織を引き上げてお顔のたるみを解消する治療法です。
糸(スレッド)を使ったリフトアップは、フェイスリフト手術に比べて腫れやむくみ、内出血などのダウンタイム(回復にかかる期間)が短く、手軽にリフトアップできる人気の方法です。
これまでに様々な特徴をもったリフト用の糸が開発されてきましたが、従来の糸は伸縮性のないポリプロピレン製が主流でした。そのため、顔面の表情が動くことなどによって組織がずれおちて、リフトアップが長持ちしなかったり、表情の変化の際に筋肉の動きについていけず、つっぱり感がでる・表情がぎこちなくなるなどの問題点がありました。
スプリングリフトは、これらの問題点を解決した、次世代のスレッドリフトです。
若返り治療の方法
若返り治療にも多種多様あります。たるみや法令線の改善を目的とする若返りでは、本格的な外科手術からプチ整形的手法まで様々です。どのような手法で若返るかは、それぞれの長所・短所を踏まえて選択することをお勧めします。
■たるみ・法令線の治療法
治療法 | フェイスリフト | フェザーリフト | ヒアルロン酸 注入法 |
|
---|---|---|---|---|
ミラクルJJリフト | スプリングリフト | |||
施術時間 | 2時間〜 | 1時間 | 15分 | |
腫れ・痛み | 強い | 弱い | 経微 | |
ダウンタイム | 2週間 | 3〜4日 | 当日 | |
効果の度合い | 10歳以上の若返り | 5歳以上の若返り | 3歳以上の若返り | |
効果の維持 | 5年以上 | 3年以上 | 6ヶ月〜1年 |
スプリングスレッドの特徴
すぐれた伸縮性
スプリングスレッドの最大の特徴は、その構造にあります
シリコンとポリエステルを組み合わせた独特の構造のため、従来のリフトアップ用糸に比べ柔軟性・伸縮性が非常に高い性質があります。
そのため、筋肉の動きに合わせて伸び縮みし、表情を邪魔せず、仕上がりがとても自然です。従来のフェザーリフトで時々見られた、猫のひげ状の凹凸が現れることもありません。
また、伸縮性はしっかりした効果の持続にも重要な役割をはたしています。
従来の伸縮性の少ない糸では、糸と組織のあいだのつながりが弱くなり、ずるずると組織がずれ落ちて効果が長持ちしないことが多く見られました。
スプリングスレッドは筋肉の動きと一緒に動くため、時間がたっても組織をしっかり固定してつながりが維持されるため、ほとんど緩まず、頻繁に動かす口周り、さらには目周りにまでしっかりと効果を発揮します。
コグの高い組織把持性
スレッドリフトに用いる糸は、組織をしっかりと把持するために、独特の形態をしています。
スプリングスレッドには、4方向のコグと呼ばれる突起部が細かくびっしりと並んでいます。この3次元的に4方向へ飛び出たコグにより、皮膚を傷つけることなく、しっかりと組織をとらえ長期的な効果を維持します。
さらに、糸を挿入した部位の周囲に、生体組織がコラーゲンをトンネル状に形態するため、スプリングスレッドの引き上げ効果を補強し、組織の把持をより強めてくれます。
スプリングスレッドの施術
施術は、局所麻酔と静脈麻酔を併用して、寝ている間に痛みを感じずにおこなうことができます。
どの部分に何本くらいのスレッドを使用するかは、たるみの部位や程度によってことなります。スプリングスレッドの伸縮性と、コグの高い把持性により、口元などの動きの多い部位や、首まわりなどの皮膚の薄い部位もリフトアップすることができます。
たるみを引き上げることにより、余った皮膚は、耳の立ち上がりのラインや、側頭部の目立ちにくい部位、後頭部の生え際のラインなどで切除して、皮膚のあまりによるたるみを根本的に解消します。
術後の腫れや内出血は、従来のフェイスリフトと比較して、非常に軽く、翌日からのお仕事も可能です。軽い内出血が起きる場合もあり、当院ではダウンタイムを軽減するために、術後アフターケアのためのインディバ治療もおこなっております。
スプリングリフトの適応部位
スプリングリフトは、顔面、頸部のさまざまなたるみ、しわなどに効果があります。
主な適応部位は、
- ・法令線
- ・マリオネットライン
- ・フェイスラインのたるみ
- ・頬部のたるみ
- ・首のたるみ
などです。