グルタチオン療法
高濃度グルタチオン点滴は、パーキンソン病、抗がん剤副作用などの補助療法として導入しています。
グルタチオン療法は1996年にイタリアの医師が発表して注目されました。比較的新しい治療法です。
パーキンソン病患者の血中グルタチオンが低いことがわかり、グルタチオンを点滴で入れてみると症状が改善しました。驚いたのは改善率が非常に高いこと。

グルタチオンは体内で作られる抗酸化ペプチドです
グルタミン酸・システイン・グリシンの3つのアミノ酸で作られます。体内にある抗酸化成分でもかなり強力な抗酸化成分です。
*ペプチド:アミノ酸が数個、結合したもの
パーキンソン病は脳の炎症(活性酸素)によりドーパミン分泌が減少したと考えられています。グルタチオンを大量に投与することで脳内の活性酸素を除去します。
難しいのはグルタチオンをサプリメントで十分量を取るのは難しいこと。特にパーキンソン病に対しては点滴がもっとも効果的です。
解毒(ワクチン接種とか)や卵子の抗酸化にも有効です。
当院ではグルタチオンを高濃度ビタミンC点滴に追加して行っています。注射が苦手な方には舌下用のグルタチオン液体もあります。
分子栄養学のサプリメント療法と併用されることをお勧めします。
Price
施術料金
グルタチオン点滴
(グルタチオン800mg+VitB+VitC+ミネラル)
4,400円
高濃度点滴にグルタチオン(800mg+VitB)を追加する場合
2,500円
初回は医師の診察が必要です
(自費診療¥3300)
点滴時間は30分~60分です。
【参考】「グルタチオン療法」のブログ関連記事
ブログ内の価格は料金改定前のものが含まれています。詳しくはお問合せください。
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