さまざまな事情で、刺青やタトゥーを消す必要にせまられる時があります。 タトゥーは除去が難しいというイメージもありますが、現在では医療技術の向上や様々な治療器機の開発により、刺青・タトゥーを除去する方法があります。

このようなお悩みをお持ちの方は、ご相談ください。

• ファッション感覚で刺青、タトゥーを入れたが、進学や就職のために消したい
• 年齢や環境の変化により、タトゥーが合わなくなってきた
• タトゥーを消して、自由にファッションを楽しみたい
• 温泉やプールに行きづらい

治療は「レーザー療法」「切除術」「植皮術」の3つの方法があります

色素レーザー療法、Qスイッチレーザー

1. 表面麻酔
2. 照射後、ガーゼ保護

治療に伴う可能性のある予後について

• 炎症性色素沈着
  レーザーの照射により炎症を起こしますが、炎症が強くでると色素沈着を起こします。炎症が続かなければ、時間の経過と共に消炎しますが、場合によっては長期間残存することがあり、その間に紫外線の影響を受けて濃くなる場合があります。
• きず跡
  レーザー治療によりタトゥーの色は取れますが、タトゥーの形のままきず跡が残ることがあります。

レーザー治療（５cm×５cm）
22,000円

別途、自費診療初診料（3,300円）がかかります

切除術（血液検査が必要）

1. 局所麻酔
2. 切除、縫合、ガーゼ保護
3. 抜糸は１週間後

治療に伴う可能性のある予後について

• 出血・感染
  手術のきず口から出血することがありますがガーゼに染みるくらいなら問題ありません。きずが感染を起こすと赤みや痛み、膿が出たりします。その場合はすぐに受診してください。止血や洗浄の処置を行うことがあります。

切除術
165,000円

別途、自費診療初診料（3,300円）がかかります

植皮術（血液検査が必要）

1. 局所麻酔
2. タトゥーや刺青を削皮
3. 健康な部位から移植するための皮膚を採取
4. 削皮した部分に採取した皮膚を移植
5. 手術後は定期的にガーゼを交換します。術後2〜3日後に1回、5日～1週間後に1回交換し、その際に経過のチェックも行われます。

治療に伴う可能性のある予後について

• 皮膚の壊死
• 血腫
• 感染