切除術
このような症状のかたへ
- リストカットや根性焼きがある
- 進学・就職・結婚の前に目立たなくしたい
- リストカットや根性焼きを消して新たな人生に乗り出したい
特徴
社会的に特殊な意味合いを持つリストカットや根性焼き
リストカットや根性焼きのきずあとは、医学的にはケガや手術後のきずあとと全く同じです。しかし、これらのきずあとが、社会的に持つ意味合いは、まったく異なります。
リストカットや根性焼きのあとが腕などの人目につく部分にあると、社会の色々な場面で不利に働くことがあります。結婚や就職のさまたげとなったり、学校や職場で陰口を言われたり、友達や恋人を作るのに消極的になったりと、単なるきずあと以上のデメリットがつきまといます。その結果、自分に自身が持てず、後ろめたい気持ちで、ものごとに積極的になれなくなってしまうかもしれません。
人生をやり直すための治療法
ナイフやタバコの火で何箇所もついたきずあとを、何事もなかったように元どおりの皮膚に戻すのは困難です。しかし、人からみて明らかにリストカットや根性焼きのきずあとを、切除して別の方向の一本線のきずあととして縫合すれば、そのきずあとはケガや手術のあととして理解されます。
皮膚の伸びやすさや、きずあとの大きさによって、切除縫縮や、分割切除、アブレーション(削皮術)、植皮術等、最も適した治療法をご提案します。
私たちは、勇気を持ってご相談いただいた方が、現状から抜け出し、新たな人生に乗り出すためのお手伝いを精一杯いたします。
↑切除縫縮。術後は1本のきずあとになります。
↑植皮術。術後はパッチ状に植皮で置き換えられます。